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【新刊書】

新菜箸本撰(しんさいばしほんえらみ)

かつて心斎橋筋は本屋の街であった。本書は、心斎橋筋およびその界隈で刊行された書物、印刷物、書肆、文学者、美術家などを、歴史の中より一つ一つ掘りおこしていくために刊行いたしました。書名は歌麿の狂歌本『画本虫撰』(えほんむしえらみ)に倣った「本撰(ほんえらみ)」。さらに心斎橋に洒落て、資料を長い"菜箸(サイバシ)"でつかみ出します。

最新号

第十一号 「夜雨庵 北野恒富」号

大阪画壇を代表する画家、北野恒富。その妖艶な美人画は”南地(みなみ)”の風土から生まれ、一世を風靡(ふうび)した。恒富の孫である北野悦子さんとの座談会を中心に、谷崎潤一郎との密接な関係や大丸を飾った壁画、貴重な同人誌「銀」などに触れて、この巨匠の実像に迫る。

第十一号 「夜雨庵 北野恒富」号

発行:「心斎橋研究」同人
刊年:平成27年11月11日
大きさ:A5判
頁数:24頁(オールカラー版)
価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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【内容】
  • 巻頭言 「しんさいばしとつねとみ」・・・橋爪節也
      (図版:北野恒富筆≪淀君≫部分 耕三寺博物館所蔵)
  • 「恒富は今もここに -北野悦子、祖父の思い出-」
       語り:北野悦子 聞き手:林哲夫・橋爪節也・小谷真功
      (図版:筆塚建立記念木版画≪藤娘≫、谷崎潤一郎「乱菊物語」挿画原画、北野恒富肖像他)
  • 心斎橋ギャラリー 「北野恒富の行友李風『北海熊』木版口絵」
  • ある日の心斎橋 「北野恒富、大丸楼上に壁画を描く」・・・橋爪節也
      (図版:大丸店内北野恒富筆≪婦女立姿≫)
  • 「北野以悦・樋口富麿の青年時代 -大正十年頃の話-」・・・肥田晧三
      (図版:同人雑誌「銀」表紙、樋口富麿・北野以悦挿絵)
  • 魚を得た水 第十一回 「新宅祝いは六朝風」・・・瓦屋町ちゃび &橋爪節也
      (図版:「宇治橋断碑」拓本)
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第十号 「タイポグラフィ心斎橋」号

    ≪心≫≪斎≫≪橋≫の三文字。古くは18世紀初頭の本の奥附からモダンなチラシ広告に至るまで、徹底的にこの三文字の変遷にこだわった一冊。62種類の「心斎橋」が登場する巻頭特集は、「ここまでやりますか」との読者の声も…。ぜひ一見されたし。

    第十号 「タイポグラフィ心斎橋」号

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成25年10月31日
    大きさ:A5判
    頁数:24頁(オールカラー版)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 巻頭言 「おでっせい of 心斎橋」・・・橋爪節也
  • 「心斎橋 文字魂(もんじだま)の三百年」・・・同人撰 曽田めぐみ・南木 ドナルド ヨシロウ解題(図版・『通俗呉越軍談』『絵本故事談』『人相小鑑大全』『唐詩絶句解』『大阪繁昌詩』『絵本直指宝』『佩戒絵入 女小学』『摂津名所図会』『廓中奇談 浪花廼夢』『百人一首一夕話』『二〇カ種嚢』『「増補新令字解』『「虞列伊氏解剖訓蒙図』、小信画「浪花鉄橋 心斎橋賑之図」、森琴石「大阪心斎橋之図」他)
  • タイポグラフィ心斎橋・ギャラリー
    (図版・大正末から昭和初めの燐票、チラシ、楽譜などより)
  • 「心斎橋の絵草紙屋」・・・肥田晧三(図版・二代貞信画「昔の絵草紙問屋」、綿屋喜兵衛・冨士政七・田中安治郎等本の刊記、本為板「朝比奈島めぐり」、田中安板「切籠とうろう」、阿波文板「西南征討の軍将へ天盃を賜る図」)
  • ある日の心斎橋「平成二十五年、于右任(うゆうじん)書法で集字「心斎橋」を撰じたること・・・構成 池田方彩
  • 「草聖于右任の書 ~純任自然~」・・・池田方彩(図版・「覚書帳」、自宅(官舎)の書斎写真、晩年の使用筆他)
  • 魚を得た水 第十回 「篆刻心斎橋由来之記」・・・拙哉(図版・尾崎蒼石作「心斎橋」印章・印影)
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第九号 「心斎橋アレやこれヤ」号

    大阪歴史博物館で開催された「心斎橋 きもの モダン ―煌めきの大大阪時代―」展を支援する勝手連として、心斎橋のアレヤコレヤをこの機会に集めてみました。内容は戦前の書店ありインタビュー記事あり、商品切手あり、幻の同人誌あり、各自の興味のおもむくまま、多彩です。年の瀬、ベートーベンの“第九”になぞらえてお送りします。

    第九号 「心斎橋アレやこれヤ」号

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成23年12月1日
    大きさ:A5判
    頁数:24頁(オールカラー版)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 巻頭言 「”第九”号はサッサといきまひょ。」・・・橋爪節也
  • 「大阪の銀座へようこそ」・・・中野朋子(図版・「粹」創刊号、紅白梅図振袖、マッチラベル他)
  • 「商品切手雑考」・・・明尾圭造(図版・虎屋饅頭切手、近江屋嘉兵衛店切手、『花の下影』近嘉麩他)
  • 心斎橋 アレやこれヤ ギャラリー
    (図版・暁鐘成『天保山名所図会』の広告にある天保亀図と復元模型、『和漢孔方図会』と心斎橋筋商家の印のある銭升、高島屋美術部複製の横山大観他・院展同人の「東海道五十三次絵巻」、心斎橋マッチラベル、『大阪商工銘家集』、十合呉服店の「たとう」、小大丸複製「元禄刺繍袱紗」、「心斎橋ワイン」や「心斎橋シャンパン」、立版古「(大志んぱん切組とう路う)浪花心斎橋鉄橋の図」より拡大して、カワチで購入したデッサンモデル人形を「綿屋喜兵衛」の店員に仕上げた人形などなど)
  • 「心斎橋の北と南 ―古本屋の巻―」・・・肥田晧三(図版・鹿田松雲堂心斎橋店『古典』、鹿田松雲堂南支店開店記念『古典籍展観書目』、荒木伊兵衛書店マッチラベル、だるまや書店『書目』、杉本梁江堂『古典と錦絵目録』、柳屋画廊『柳屋』他)
  • 「平成十七年秋、同人誌計画倒れとなる」・・・橋爪節也 (図版・『心斎橋研究』試作表紙、『心斎橋筋の文化史』『モダン心斎橋コレクション - メトロポリスの時代と記憶』、「モダン心斎橋コレクション」シール他)
  • 魚を得た水 第九回 「懐かしき「花の大理石通り」」・・・薄墨桜餅(図版・「花の大理石通り」レコードジャケット、VANショップ看板)
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第八号 「サラヴァ!そごう」号

    文政十三年創業の「そごう」。モダニズム建築を代表する店舗を御記憶の方も多いと思います。「新菜箸本撰」第八号では、今は心斎橋を去った「そごう」の建築、美術展、御堂筋側高くにあった《飛躍》の彫像の考証、そして少し珍しい社員の運動会のパンフレットなどを一冊にまとめました。

    第八号 「サラヴァ!そごう」号

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成23年6月20日
    大きさ:A5判
    頁数:24頁(オールカラー版)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 巻頭言 「一八○年の歴史が閉じても・・・」・・・橋爪節也
  • 「古い祖父のアルバム」・・・神田 剛(図版・そごう建物外観、建築工事の進捗写真、・1階内装工事写真他)
  • 誌上ギャラリー
    (図版・そごう店内御案内、新築完成の新聞広告、呉服店時代の引札、そごうニュース、そごう自転車隊写真、御婚礼の栞他)
  • 「昭和初期のそごう運動会パンフレット」・・・橋爪節也 (図版・十合の運動会、SOGO ATHLETIC MEETING他)
  • 「そごうと美術」・・・小川知子 (図版・大正十五年の美術目録『五月雨』、島野三秋のエレベーター扉、そごう特別食堂「藤田嗣治の壁画」他)
  • 「《飛躍》の像を細見する -そごう心斎橋本店のシンボル-」・・・橋爪節也
  • 魚を得た水 第八回 「ほどけた契りを如何に」・・・宗右衛門町 琴福喜
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第七号 「石橋心斎橋"101"年」号

    心斎橋が明治42年(1909)に鉄橋から石造りの橋にかわって百年がたちました。その渡り初め式の賑いや、瓦斯燈が表紙の楽譜、文芸誌、橋の写真集などをとりあげております。

    第七号 「石橋心斎橋101年号」

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成22年1月2日
    大きさ:A5判
    頁数:24頁(オールカラー版)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 巻頭言「ばんざいいしばししんさいばし」・・・橋爪節也
  • 「石橋になった心斎橋の〈渡り初め〉」・・・伊藤 純(図版・絵葉書「大阪心斎橋渡初式」)
  • しんさいばしぎゃらりい「石橋の最も熱い日」・・・編集部(図版・絵葉書、明治42年刊『大阪案内』、マッチラベル)
  • 「表紙絵の心斎橋-昭和十六年から、心斎橋筋書肆の子、 田村孝之介と雑誌「大阪文学」・輝文館-」・・・高橋俊郎(図版・『大阪文学』『淡雪日記』)
  • 「心斎橋行進曲考」・・・毛利眞人(図版・心斎橋行進曲、何の心斎橋他)
  • 「大大阪橋梁選集」・・・酒井一光(図版・『大大阪橋梁選集』)
  • 魚を得た水・第七回「心斎橋芳香譚」・・・折々忍
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第六号 「風雅の戯法」号

    上方絵を通して見る「拳」遊びの文化論を筆頭に、心斎橋の草紙店(はんこや)が刊行した絵本、享保年間に 大阪を訪れた朝鮮通信使が見た書林や書物、狂詩集に詠まれた大阪の滑稽な書画会の様子などを紹介。

    第六号 「風雅の戯法」号

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成20年12月22日
    大きさ:A5判
    頁数:24頁(カラー版入)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 巻頭言 「花鳥Fuge(フーゲ)津 - 心斎橋フーガ主義」・・・橋爪節也(図版 春江斎北英画「唐拳踊り」より)
  • 「上方絵に見る拳遊び」・・・セップ・リンハルト(図版・『初学用文筆道往来』、松好斎画『拳会角力図会』、春頂斎北松画「狐毛無(きつねけん)」他)
  • 「はんこやの風雅本」・・・肥田晧三(図版・『女遊四季の榮』、綿喜板『女遊十二月』他)
  • ある日の心斎橋「享保四年九月某日 朝鮮通信使 大阪の書林書屋におどろくのこと」・・・片山まび(図版・『日本二千年袖鑒』に載る松川半山の「朝鮮人来朝始」の図)
  • 「大阪幕末の書画会ー再び狂詩集『浪華酔咏』より」・・・橋爪節也(図版・狂詩集『浪華酔咏』、浪花百景「西照庵」月見景他)
  • 魚を得た水(第六回)「西照庵幻影ー夏の終わりの寺町漂流」・・・鱧川湯引(図版・『花の下影』西照庵)
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第五号 「江戸のパラダイス」号

    江戸時代で活躍した多くの文人・画家・版元をご紹介いたします。江戸後期の少し面白い正遷宮のつくり物の姿を再考。心斎橋ゆかりの狂詩集に描かれた当時の風俗などもお楽しみいただけます。

    第五号「江戸のパラダイス号」

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成20年1月13日
    大きさ:A5判
    頁数:24頁(カラー版入)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 巻頭言 「ことわざをとくとくととくわざのこと」・・・橋爪節也(図版・『諺臍の宿替』三味線に喰れる太夫、他)
  • 「恐るべきねずみざんー暁鐘成、算法で新年のごあいさつー」・・・橋爪節也(『新撰訂正 算法稽古図会』より)
  • 「「正遷宮のつくり物」と心斎橋筋」・・・相蘇一弘(図版・『造物趣向種』台所用具一式の戎像、「大新板御津八幡宮正遷宮造物番附」弘化三年、浪華御津八幡正遷宮付 心斎橋通 江戸吉原大門口餝物之図他)
  • 「心斎橋文人録」・・・肥田晧三(図版・盧橘庵『粹宇瑠璃』、『絵本千世寶』『摂津名所図会』にある御津八幡練り物の図他)
  • 「順才橋筋金太郎町の書林ー狂詩集『浪華酔咏』よりー」・・・橋爪節也(図版・仰山先生『浪華酔咏』、『街能噂』大阪船魚叉之図他)
  • 魚を得た水(第五回)「新年そうそう絵口合の種しこみ」・・・いかのきのめあえ(図版・山田案山子『絵口合種瓢』)
  • 編集後記・・・荒木雪破
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    第参号 「ほんや*乙三洞」号

    森田乙三洞(1895~1959)は、心斎橋の近くで活躍し、異彩を放った古書店主。当時の大阪の趣味人たちの豊かな文化を紹介。
    乙三洞自刻・自摺の宝船版画他資料図版、乙三洞略年譜も掲載。

    第参号 ーほんや*乙三洞号ー

    発行:「心斎橋研究」同人
    刊年:平成19年1月1日
    大きさ:A5判
    頁数:16頁(カラー版入)
    価格:1冊 \300(送料1冊 \140)

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    【内容】
  • 「しゅみじんろんじょろん(趣味人論序論)」・・・橋爪節也(図版・「森田乙三洞」の自画像入り年賀状他)
  • 「"これは他人ごとではない"ー愛しの乙三洞、森田楢菊さんに聞くー・森田乙三洞略年譜」・・・橋爪節也(図版・乙三洞書店写真、木版画他)
  • 乙三洞宝船コレクション (図版・「モダン宝船」昭和5年、「宝船」昭和6年他)
  • 「乙三洞」のこと・・・肥田晧三(図版・写真「阿波浄瑠璃人形に囲まれて」、子壽里庫叢書 第一集『天王寺の蛸々眼鏡』、第二集『異国虎玩具図絵』他)
  • ある日の心斎橋(第三回)「大正十三年七月二日、岸田劉生、乙三洞を訪れることー並びに永見徳太郎のこと」・・・橋爪節也(図版・写真「仮装する乙三洞と友人たち」、夜のカフェー)
  • 魚を得た水(第三回)「たからぶね」・・・山羊鳴々子(図版・森田乙三洞「七偏人彩華洲宝船」他)
  • 編集後記・・・荒木雪破